経緯書テンプレート作成ガイド:困らない書き方とサンプル付き
「経緯書」と聞くと、なんだか難しそう…と感じる方もいるかもしれません。でも大丈夫!経緯書は、何か問題が発生した際に、その原因や経過を正確に記録し、今後の対策に繋げるための大切な書類なんです。この記事では、経緯書テンプレートの作り方をわかりやすく解説します。必要な要素からデザインのポイント、書き方の流れ、具体的な手順まで、このガイドを読めば、あなたもきっとスムーズに経緯書を作成できるようになりますよ!
1. 経緯書とは?なぜ必要なの?
経緯書とは、特定の出来事や問題が発生した際、その詳細な状況を記録した報告書のことです。事実に基づいて、時系列に沿って、客観的に記述することが重要です。
なぜ経緯書が必要なのでしょうか?
- 原因究明と再発防止: 経緯を詳細に記録することで、問題の根本原因を特定し、再発防止策を講じることができます。
- 責任の所在の明確化: 誰が、いつ、何をしたのかを明確にすることで、責任の所在を明らかにすることができます。
- 情報共有: 関係者間で情報を共有し、スムーズな連携を促すことができます。
- 証拠としての保全: 経緯書は、法的紛争が発生した場合の証拠として利用できる場合があります。
2. 経緯書テンプレートの作り方
経緯書は、発生した事象によって記載すべき内容が変わってきますが、汎用的に使えるテンプレートがあると便利です。ここでは、テンプレートを作る際に必要な要素やデザイン、書き方の流れ、使う場面、注意点について解説します。
2.1 必要な要素の一覧
経緯書テンプレートに必要な要素は以下の通りです。
- タイトル: 経緯書のタイトル(例:〇〇に関する経緯報告書)
- 作成日: 経緯書を作成した日付
- 作成者: 経緯書を作成した担当者名
- 所属部署: 作成者の所属部署
- 対象事象: 経緯書が対象とする事象の概要
- 発生日時: 対象事象が発生した日時
- 発生場所: 対象事象が発生した場所
- 関係者: 対象事象に関与した関係者名
- 経緯詳細: 対象事象が発生した経緯の詳細(時系列順に記述)
- 原因: 対象事象が発生した原因の分析結果
- 対応状況: 対象事象に対して行った対応とその結果
- 今後の対策: 今後の対策案や改善策
- 添付資料: 関連資料がある場合はその名称
2.2 デザインのポイント
経緯書は、誰が見ても分かりやすいように、シンプルなデザインを心掛けることが重要です。
- フォント: 読みやすいフォント(例:MSゴシック、メイリオ)を使用する
- 文字サイズ: 適切な文字サイズ(例:10.5pt~12pt)を使用する
- 余白: 適度な余白を設ける
- 罫線: 必要に応じて罫線を使用し、項目を区切る
- 見出し: 見出しを目立つように設定する(太字、フォントサイズ変更など)
2.3 書き方の流れ
経緯書は、事実に基づいて、客観的に記述することが重要です。
- 事実確認: 関係者への聞き取りや資料確認を行い、事実を正確に把握する。
- 時系列順に記述: 事象が発生した順番に、日時、場所、関係者、具体的な状況などを記述する。
- 原因の分析: 事象が発生した原因を分析し、客観的な根拠に基づいて記述する。
- 対応状況の記述: 事象に対して行った対応とその結果を記述する。
- 今後の対策案の提示: 再発防止のための対策案や改善策を具体的に記述する。
2.4 使う場面
経緯書は、以下のような場面で利用されます。
- 事故・トラブル発生時: 交通事故、製品事故、システムトラブルなど
- 業務上のミス発生時: 発注ミス、納期遅延、顧客クレームなど
- 不正行為発覚時: 横領、情報漏洩、ハラスメントなど
2.5 注意点
経緯書を作成する際には、以下の点に注意しましょう。
- 客観性: 個人的な感情や意見を排除し、事実に基づいて客観的に記述する。
- 正確性: 不確かな情報は記載せず、正確な情報を記載する。
- 簡潔性: 簡潔で分かりやすい文章を心掛ける。
- 守秘義務: 個人情報や機密情報を扱う場合は、守秘義務を遵守する。
- 記録: 作成した経緯書は、必要に応じて記録・保管する。
3. 実践的な手順:経緯書テンプレートを作ってみよう!
それでは、実際に経緯書テンプレートを作成してみましょう。ここでは、Microsoft Wordを使った例を紹介します。
ステップ1:新規ドキュメントを開く
Microsoft Wordを起動し、新規ドキュメントを開きます。
ステップ2:基本情報の設定
以下の情報を入力します。
- タイトル:「〇〇に関する経緯報告書」
- 作成日:
- 作成者:
- 所属部署:
ステップ3:表を作成する
「挿入」タブから「表」を選択し、必要な行数と列数の表を作成します。例えば、以下のような表を作成します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象事象 | |
| 発生日時 | |
| 発生場所 | |
| 関係者 | |
| 経緯詳細 | |
| 原因 | |
| 対応状況 | |
| 今後の対策 | |
| 添付資料 |
ステップ4:書式設定
フォントの種類やサイズ、罫線の種類などを設定し、見やすいように書式を整えます。
ステップ5:内容を記述する
各項目に、必要な情報を記述します。
ステップ6:テンプレートとして保存
「ファイル」タブから「名前を付けて保存」を選択し、ファイルの種類を「Wordテンプレート (*.dotx)」として保存します。
これで、あなただけの経緯書テンプレートが完成です!
4. サンプルテンプレート
■ サンプルテンプレート(経緯 書 テンプレート の例) 【タイトル】 〇〇システム障害に関する経緯報告書
【項目1】 対象事象:〇〇システムにおけるエラーメッセージ表示
【項目2】 発生日時:2024年10月27日 14:00~14:30
【項目3】 発生場所:〇〇システム
【項目4】 関係者:システム管理者A、システム担当B
【項目5】 経緯詳細:
- 14:00 〇〇システムにアクセスしたところ、エラーメッセージが表示された。
- 14:05 システム管理者Aに連絡。状況を報告。
- 14:10 システム管理者Aが調査を開始。
- 14:20 システム担当Bにも連絡。
- 14:30 システム復旧。
【備考】 エラーメッセージの内容:「〇〇エラー」 原因:〇〇データベースの接続エラー 対応状況:〇〇データベースを再起動。 今後の対策:〇〇データベースの定期的なメンテナンスを実施。
まとめ
この記事では、経緯書テンプレートの作り方について解説しました。テンプレートがあれば、いざという時にも慌てずに、スムーズに経緯書を作成することができます。ぜひ、この記事を参考に、あなただけの経緯書テンプレートを作成してみてくださいね!