借用書公正証書テンプレートの作り方:安心して使える雛形を自分で作成!
お金の貸し借りは、友人や家族間でも起こりうるデリケートな問題です。そんな時、きちんとした借用書を作成しておけば、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。さらに、公正証書にすることで、法的効力が高まり、より安心して貸し借りができます。
この記事では、「借用書公正証書テンプレート」を自分で作成するための方法を、分かりやすく解説します。必要な要素からデザインのポイント、書き方の流れ、注意点まで、ステップ形式で丁寧に説明しますので、ぜひ参考にしてください。
なぜ借用書が必要なのか?
借用書は、お金の貸し借りがあった事実を証明する重要な書類です。口約束だけでは、後々「言った」「言わない」の水掛け論になりかねません。借用書があれば、貸した金額、返済期日、利息の有無などを明確に記録し、双方の認識のずれを防ぐことができます。
さらに、借用書を公正証書にすることで、より強力な法的効力を持たせることができます。公正証書は、公証人という法律の専門家が作成する公文書であり、裁判の証拠として認められやすく、強制執行の手続きもスムーズに進めることができます。
借用書公正証書テンプレートを作る前に:必要な要素をチェック!
テンプレートを作成する前に、まず必要な要素を確認しましょう。これらの要素を盛り込むことで、法的にも有効な借用書を作成できます。
- 貸主(お金を貸す人)の氏名・住所
- 借主(お金を借りる人)の氏名・住所
- 貸付金額(金額は漢数字とアラビア数字の両方で記載)
- 貸付日
- 返済期日
- 返済方法(一括返済か分割返済か、分割の場合は毎月の返済額と返済日)
- 利息の有無(利息がある場合は、利率を明記)
- 遅延損害金(返済が遅れた場合のペナルティ)
- 連帯保証人(いる場合、連帯保証人の氏名・住所)
- 管轄裁判所(紛争が起きた場合に裁判を行う裁判所)
- 作成日
- 貸主・借主の署名・捺印
借用書公正証書テンプレート:デザインのポイント
テンプレートのデザインは、シンプルで見やすいことが重要です。フォントはゴシック体や明朝体など、読みやすいものを選びましょう。また、文字の大きさや行間も適切に調整し、全体的にバランスの取れたレイアウトを心掛けましょう。
- シンプルなフォントを使用する(例:MSゴシック、MS明朝)
- 文字の大きさは10.5pt~12pt程度が見やすい
- 行間は少し広めにする(例:1.2~1.5行)
- 重要な項目は太字にする
- 余白を十分に取る
借用書公正証書テンプレート:書き方の流れ
- テンプレートを用意する(自分で作成するか、インターネットでダウンロードする)
- 必要な項目を記入する(上記で確認した要素を漏れなく記入する)
- 金額は漢数字とアラビア数字の両方で記載する
- 返済方法を具体的に記載する(分割返済の場合は、毎月の返済額と返済日を明記する)
- 利息の有無を明記する(利息がある場合は、利率を明記する)
- 遅延損害金について記載する(返済が遅れた場合のペナルティを明記する)
- 連帯保証人がいる場合は、連帯保証人に関する情報を記入する
- 管轄裁判所を記載する
- 作成日を記入する
- 貸主・借主が署名・捺印する
借用書公正証書テンプレート:使う場面
- 個人間でお金の貸し借りをする場合
- 友人や家族にお金を貸す場合
- ビジネスでお金を貸す場合
- 高額な金額の貸し借りをする場合
特に、高額な金額の貸し借りをする場合は、必ず公正証書を作成することをおすすめします。
借用書公正証書テンプレート:注意点
- 金額は正確に記載する
- 返済期日は具体的に記載する
- 利息の有無を明確にする
- 遅延損害金について明確にする
- 連帯保証人がいる場合は、連帯保証人に関する情報を正確に記載する
- 署名・捺印は必ず本人が行う
- 内容をよく確認し、納得した上で署名・捺印する
借用書公正証書作成後:公正証書にするには
公正証書にするには、公証役場に依頼する必要があります。公証役場に予約を取り、必要な書類(借用書、本人確認書類など)を持参して、公証人と面談を行います。公証人は、借用書の内容を確認し、公正証書を作成します。
実践的な手順:ステップ形式で解説
ステップ1:テンプレートの準備
インターネットで公開されているテンプレートをダウンロードするか、自分でテンプレートを作成します。この記事で紹介した要素を参考に、必要な項目を網羅したテンプレートを作成しましょう。
ステップ2:テンプレートへの記入
テンプレートに、貸主・借主の情報、貸付金額、返済期日、利息の有無などを記入します。金額は漢数字とアラビア数字の両方で記載し、返済方法は具体的に記載しましょう。
ステップ3:内容の確認
記入した内容に間違いがないか、貸主と借主がそれぞれ確認します。特に、金額や返済期日などの重要な項目は、念入りに確認しましょう。
ステップ4:署名・捺印
内容に間違いがなければ、貸主と借主が署名・捺印します。署名・捺印は必ず本人が行いましょう。
ステップ5:公正証書の作成(希望する場合)
公正証書にする場合は、公証役場に予約を取り、必要な書類を持参して、公証人と面談を行います。公証人は、借用書の内容を確認し、公正証書を作成します。
サンプルテンプレート:借用書公正証書テンプレートの例
■ サンプルテンプレート(借用書公正証書テンプレートの例)
【タイトル】 借用書
【項目1】 貸主 氏名:○○○○ 住所:○○○○
【項目2】 借主 氏名:○○○○ 住所:○○○○
【項目3】 貸付金額 金 ○○○○円也(○○○○円)
【項目4】 貸付日 ○○○○年○○月○○日
【項目5】 返済期日 ○○○○年○○月○○日
【項目6】 返済方法 一括返済
【項目7】 利息 年利○○%
【項目8】 遅延損害金 年利○○%
【項目9】 管轄裁判所 ○○地方裁判所
【項目10】 作成日 ○○○○年○○月○○日
【備考】 (特記事項があれば記載)
上記金額を、確かに借用いたしました。
貸主: ○○○○ 印
借主: ○○○○ 印
※ このテンプレートはあくまでサンプルです。個々の状況に合わせて内容を調整してください。
まとめ:自分に合った借用書公正証書テンプレートを作成しよう!
この記事では、借用書公正証書テンプレートの作り方について解説しました。必要な要素やデザインのポイント、書き方の流れ、注意点などを理解することで、安心して使える借用書を作成することができます。
お金の貸し借りは、信頼関係が重要です。しかし、信頼関係があるからこそ、きちんとした借用書を作成することで、後々のトラブルを未然に防ぎ、より円滑な関係を築くことができます。ぜひこの記事を参考に、自分に合った借用書公正証書テンプレートを作成してみてください。