訃報FAXテンプレート(社外向け):失礼なく確実に伝えるための作成ガイド
訃報の連絡は、急を要する上に、相手への配慮も欠かせない重要な伝達事項です。 特に社外への連絡は、会社の代表として、失礼のないように、かつ迅速に情報を伝える必要があります。 そこで今回は、社外向けの訃報FAXテンプレートの作り方を、必要な要素からデザイン、書き方の流れ、注意点まで、ステップ形式で詳しく解説します。
1. 訃報FAXテンプレートが必要な理由
FAXでの訃報連絡は、相手が確実に情報を受け取れる手段として有効です。特に、以下のような場合に役立ちます。
- 電話連絡が困難な場合: 担当者が不在の場合や、大人数の社員に連絡する必要がある場合など。
- 記録を残したい場合: 後々の確認のためにも、FAXで記録を残しておくことは重要です。
- 緊急性が高い場合: メールよりも早く、確実に情報を伝えられる可能性があります。
社外向けのFAXは、会社の代表として送るものですので、丁寧で正確な情報を伝えることが求められます。 予めテンプレートを用意しておくことで、万が一の事態に迅速かつ適切に対応できます。
2. 訃報FAXテンプレートの作り方
社外向けの訃報FAXテンプレートを作成するにあたっては、以下の要素を盛り込むことが重要です。
2.1 必要な要素一覧
- 送信日: FAXを送信する日付を記載します。
- 送信先: 送信先の会社名、部署名、担当者名を記載します。
- 送信元: 送信元の会社名、部署名、担当者名、連絡先(電話番号、FAX番号)を記載します。
- 件名: 「訃報のご連絡」と明記します。
- 本文:
- 誰が亡くなったのか(故人の氏名、役職)
- いつ亡くなったのか(死亡日時)
- 葬儀・告別式の日時、場所
- 喪主の氏名
- 連絡先(問い合わせ先)
- 弔問・香典に関する情報
- 故人の略歴(必要に応じて)
- 参列辞退の案内(必要に応じて)
- 罫線: 各項目の区切りを明確にするために、罫線を使用します。
- 記: 最後に「記」と書き、箇条書きで葬儀の詳細を記載します。
- 以上: 最後に「以上」と記載します。
2.2 デザインのポイント
- シンプルで落ち着いたデザイン: 訃報ですので、派手な装飾は避け、白黒を基調としたシンプルなデザインにします。
- フォント: 明朝体やゴシック体など、読みやすいフォントを選びます。
- 文字サイズ: 大きすぎず、小さすぎない適切なサイズにします。高齢者にも読みやすいよう、やや大きめが良いでしょう。
- 余白: 適度な余白を設けることで、見やすさを向上させます。
- 罫線: 細めの線を使用し、項目ごとに区切ることで、整理された印象を与えます。
2.3 書き方の流れ
- 件名: 冒頭に「訃報のご連絡」と記載します。
- 故人の情報: 故人の氏名、役職、死亡日時を正確に記載します。
- 葬儀の情報: 葬儀・告別式の日時、場所、喪主の氏名を記載します。
- 連絡先: 問い合わせ先となる部署名、担当者名、電話番号を記載します。
- 弔問・香典: 弔問や香典に関する方針を明確に伝えます。辞退する場合は、その旨を丁寧に記載します。
- 締めの言葉: 挨拶は不要ですが、感謝の気持ちや今後のことを述べる場合は、簡潔に記載します。
2.4 使う場面
社外向けの訃報FAXは、主に以下のような場面で使用します。
- 取引先: 取引先の担当者や関係者への訃報連絡。
- 関連会社: グループ会社や提携会社への訃報連絡。
- その他関係者: 故人と関係のあった社外の関係者への訃報連絡。
2.5 注意点
- 正確な情報: 誤った情報を伝えないよう、正確な情報を記載することを心がけてください。
- 丁寧な言葉遣い: 丁寧な言葉遣いを心がけ、失礼のない文章を作成してください。
- 迅速な対応: できるだけ早く連絡することが重要です。
- 誤字脱字のチェック: 送信する前に、必ず誤字脱字がないか確認してください。
- 社内確認: 上長や関係部署に確認を取り、承認を得てから送信するようにしましょう。
- 個人情報: 故人の情報や葬儀の情報を記載する際は、個人情報保護に配慮してください。
3. 実践的な手順(ステップ形式)
ここでは、実際に社外向けの訃報FAXテンプレートを作成する手順を、ステップ形式で解説します。
ステップ1: テンプレートの作成ツール(Word、Excelなど)を開きます。
ステップ2: ページ設定を行い、余白を調整します。
ステップ3: ヘッダー部分に、送信日、送信先、送信元を記載します。
ステップ4: 件名として「訃報のご連絡」と記載します。
ステップ5: 本文を作成します。以下の情報を盛り込みます。
- 故人の氏名、役職、死亡日時
- 葬儀・告別式の日時、場所、喪主の氏名
- 連絡先(問い合わせ先)
- 弔問・香典に関する情報
- 参列辞退の案内(必要に応じて)
ステップ6: 罫線を使用し、各項目を区切ります。
ステップ7: 最後に「記」と書き、箇条書きで葬儀の詳細を記載し、「以上」と記載します。
ステップ8: フォントや文字サイズ、余白などを調整し、見やすいレイアウトにします。
ステップ9: 誤字脱字がないか確認し、上長や関係部署に確認を取り、承認を得ます。
ステップ10: テンプレートを保存し、必要に応じて印刷して使用します。
4. 根拠や理由を添えた解説
なぜ、上記のような要素やデザインが重要なのでしょうか?
- 正確な情報伝達: 訃報は、故人の尊厳を守り、関係者に混乱を招かないためにも、正確な情報伝達が不可欠です。日付や場所、連絡先などの情報は、間違いがないように何度も確認する必要があります。
- 相手への配慮: 訃報を受け取る側は、深い悲しみの中にいます。失礼のない言葉遣いや、簡潔で分かりやすい文章は、相手への配慮を示す上で重要です。
- 会社の信頼性: 社外向けのFAXは、会社の代表として送るものです。丁寧な対応は、会社の信頼性向上にも繋がります。
- 迅速な対応: 訃報は、できるだけ早く関係者に伝える必要があります。テンプレートを活用することで、迅速な対応が可能になります。
5. サンプルテンプレート
■ サンプルテンプレート(訃報 fax テンプレート 社外 の例)
【タイトル】 訃報のご連絡
【項目1】 送信日: 2024年5月8日
【項目2】 送信先: 株式会社〇〇 〇〇様
【項目3】 送信元: 株式会社△△ 経理部 担当:□□ 電話番号:03-XXXX-XXXX FAX番号:03-YYYY-YYYY
【項目4】 本文: この度、弊社代表取締役社長 〇〇 〇〇 儀 かねてより病気療養中のところ 〇〇年〇月〇日 〇〇歳にて永眠いたしました。 ここに生前のご厚情を深謝し、謹んでご通知申し上げます。 つきましては、下記の通り葬儀・告別式を執り行います。
【項目5】 記
- 通夜:〇〇年〇月〇日(〇) 午後6時より
- 告別式:〇〇年〇月〇日(〇) 午前10時より
- 場所:〇〇斎場 東京都〇〇区〇〇町〇-〇-〇
- 喪主:〇〇 〇〇(故人配偶者)
- お問い合わせ先:株式会社△△ 経理部 □□ 電話番号:03-YYYY-YYYY
【項目6】 誠に勝手ながら、ご香典ご供花ご供物は固くご辞退申し上げます。
【項目7】 以上
【備考】 上記はあくまで例文です。故人の情報、葬儀の詳細、会社の規定などに合わせて、適宜修正してご使用ください。参列辞退の案内は、状況に応じて追記してください。
まとめ
社外向けの訃報FAXテンプレートは、万が一の事態に備え、迅速かつ適切に対応するための重要なツールです。 今回ご紹介したテンプレートの作り方を参考に、貴社に合ったテンプレートを作成し、いざという時に備えてください。 丁寧な対応は、故人の尊厳を守り、会社の信頼性向上にも繋がります。