業務委託契約書テンプレート(PDF):自作で安心!作り方とサンプルを徹底解説
業務委託契約を結ぶ際、契約書は非常に重要な役割を果たします。しかし、「契約書って難しそう…」「自分で作るなんて無理!」と感じる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、業務委託契約書テンプレート(PDF)を自分で作成する方法を、わかりやすく解説します。必要な要素からデザインのポイント、書き方の流れまで、ステップごとに丁寧に説明するので、ぜひ最後まで読んで、あなただけの契約書を作成してみてください。
なぜ自作するの?テンプレートを作るメリット
市販のテンプレートやインターネットでダウンロードできるテンプレートも便利ですが、自作することには以下のようなメリットがあります。
- 自社の状況に合わせた契約内容にできる: 標準的なテンプレートではカバーしきれない、独自の業務内容や条件を反映できます。
- 契約内容を深く理解できる: 契約書作成の過程で、権利や義務を改めて確認し、理解を深めることができます。
- 費用を抑えられる: 弁護士に依頼する費用を節約できます。
- 修正や変更に柔軟に対応できる: 必要に応じて、すぐに内容を修正できます。
業務委託契約書テンプレートに必要な要素一覧
業務委託契約書には、以下の要素を盛り込むことが一般的です。
- 契約当事者の情報: 委託者(発注者)と受託者(受注者)の氏名、住所などを記載します。
- 契約の目的: どのような業務を委託するのか明確に記載します。
- 委託業務の内容: 具体的にどのような作業を行うのか、詳細に記載します。
- 契約期間: 契約の開始日と終了日を記載します。
- 報酬: 報酬の金額、支払い方法、支払い時期を記載します。
- 秘密保持義務: 業務を通じて知り得た情報を守る義務について記載します。
- 知的財産権の帰属: 業務によって生じた知的財産権がどちらに帰属するかを記載します。
- 損害賠償: 契約違反があった場合の損害賠償について記載します。
- 解除条項: 契約を解除できる条件を記載します。
- 管轄裁判所: 紛争が発生した場合に管轄となる裁判所を記載します。
- その他特約事項: 上記以外に、当事者間で合意した特別な事項を記載します。
デザインのポイント:見やすさが重要!
契約書は法的な文書ですが、誰が見ても理解しやすいように、以下の点に注意してデザインしましょう。
- フォント: 読みやすいフォント(明朝体、ゴシック体など)を使用します。
- 文字サイズ: 大きすぎず、小さすぎない適切な文字サイズに設定します。
- 行間: 適度な行間を空けて、読みやすくします。
- 余白: 周囲に十分な余白を設けて、見やすいようにします。
- 箇条書き: 項目を箇条書きにすることで、内容が整理され、理解しやすくなります。
- 重要な箇所は強調: 太字や下線などを使って、重要な箇所を強調します。
書き方の流れ:ステップ形式で丁寧に解説
- 契約当事者の情報を記載する: 委託者と受託者の氏名、住所、連絡先などを正確に記載します。
- 契約の目的を明確にする: どのような業務を委託するのか、具体的に記載します。「〇〇に関する業務委託契約」のように、タイトルも明確にしましょう。
- 委託業務の内容を詳細に記述する: 具体的にどのような作業を行うのか、詳細に記載します。曖昧な表現は避け、「〇〇の作成」「〇〇の分析」「〇〇の実施」など、具体的な作業内容を明記しましょう。
- 契約期間を定める: 契約の開始日と終了日を記載します。期間満了後の自動更新の有無も記載しておくと良いでしょう。
- 報酬について定める: 報酬の金額、支払い方法、支払い時期を明確に記載します。源泉徴収の有無についても記載しておきましょう。
- 秘密保持義務について定める: 業務を通じて知り得た情報を守る義務について記載します。秘密情報の範囲や、秘密保持義務の期間などを明確にしましょう。
- 知的財産権の帰属について定める: 業務によって生じた知的財産権がどちらに帰属するかを記載します。著作権、特許権、意匠権など、具体的な権利の種類を明記しましょう。
- 損害賠償について定める: 契約違反があった場合の損害賠償について記載します。損害賠償の範囲や、請求方法などを明確にしましょう。
- 解除条項を定める: 契約を解除できる条件を記載します。どのような場合に契約を解除できるのか、具体的に記載しましょう。
- 管轄裁判所を定める: 紛争が発生した場合に管轄となる裁判所を記載します。
- その他特約事項を定める: 上記以外に、当事者間で合意した特別な事項を記載します。
- 署名・捺印する: 委託者と受託者が署名・捺印し、契約書を2通作成し、それぞれ保管します。
使う場面:様々な業務に対応
業務委託契約書は、様々な業務で利用できます。例えば、
- Webサイト制作: Webサイトの企画、デザイン、コーディングなどを外部に委託する場合。
- システム開発: システムの設計、開発、テストなどを外部に委託する場合。
- 記事作成: 記事の執筆を外部に委託する場合。
- デザイン制作: ロゴデザイン、イラスト制作などを外部に委託する場合。
- コンサルティング: 経営コンサルティング、マーケティングコンサルティングなどを外部に委託する場合。
注意点:弁護士への相談も検討を
契約書は、後々のトラブルを避けるために非常に重要な役割を果たします。自作する場合でも、法的な知識に基づいて作成する必要があります。不安な場合は、弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。
サンプルテンプレート:Webサイト制作業務委託契約書
■ サンプルテンプレート(業務 委託 契約 書 テンプレート pdf の例)
【タイトル】 Webサイト制作業務委託契約書
【項目1:契約の目的】 委託者は、受託者に対し、以下のWebサイト制作業務を委託し、受託者はこれを受託する。
【項目2:委託業務の内容】 (1)Webサイトのデザイン (2)Webサイトのコーディング (3)Webサイトのコンテンツ作成 (4)Webサイトのテスト
【項目3:報酬】 委託者は、本契約に基づく業務の対価として、受託者に対し、金〇〇円(消費税別)を支払う。
【備考】 本テンプレートはWebサイト制作業務を例としています。他の業務内容に合わせて適宜修正してください。契約期間、秘密保持義務、知的財産権の帰属など、必要な項目を必ず追加してください。
まとめ:自作で安心・納得の契約書を!
業務委託契約書を自作するのは、少し手間がかかるかもしれませんが、自社の状況に合わせて最適な契約書を作成できるという大きなメリットがあります。この記事で紹介した手順を参考に、ぜひあなただけの契約書を作成してみてください。不安な場合は、弁護士などの専門家に相談することも検討しましょう。