育児休業取扱通知書テンプレート:自分で作って安心!書き方・手順を徹底解説
育児休業を取得する従業員へ渡す「育児休業取扱通知書」。会社としてスムーズな育児休業をサポートするためにも、わかりやすく、必要な情報が網羅された通知書を作成したいですよね。
今回は、そんな育児休業取扱通知書のテンプレートを自分で作る方法を、必要な要素からデザインのポイント、書き方の流れ、そして実践的な手順まで、丁寧に解説します。サンプルテンプレートも掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
なぜ育児休業取扱通知書が必要なの?
育児休業取扱通知書は、従業員が育児休業を申請した際、会社がその申請内容を確認し、休業期間や給付金に関する情報などを通知する書類です。法律で義務付けられているわけではありませんが、以下の理由から作成することを強くおすすめします。
- 従業員への情報提供: 休業期間や給付金、復帰後の待遇など、育児休業に関する重要な情報を明確に伝えることで、従業員の不安を解消し、安心して休業に入れるようにサポートします。
- 会社と従業員の認識のずれ防止: 休業期間や給付金に関する認識のずれを防ぎ、後々のトラブルを未然に防ぎます。
- 会社のコンプライアンス: 育児休業に関する会社の対応を記録として残すことで、法令遵守を証明できます。
育児休業取扱通知書テンプレートの作り方
ここでは、育児休業取扱通知書のテンプレートを作る際に必要な要素、デザインのポイント、書き方の流れ、使う場面、注意点について解説します。
必要な要素一覧
育児休業取扱通知書に含めるべき主な要素は以下の通りです。
- 宛名: 従業員の氏名
- 発行日: 通知書の発行日
- 発行者: 会社名と代表者名
- 育児休業の承認: 育児休業の申請を承認する旨
- 育児休業期間: 開始日と終了日を明記
- 育児休業中の給付金: 給付金の種類、支給額、申請手続きなどを記載(不明な場合は相談窓口を記載)
- 休業中の待遇: 給与、社会保険、年金などの扱いについて記載
- 復帰後の待遇: 部署、役職、給与などの扱いについて記載
- 育児休業に関する相談窓口: 連絡先を記載
- その他: その他、会社として伝えておくべき事項
デザインのポイント
育児休業取扱通知書は、シンプルで分かりやすいデザインを心がけましょう。
- フォント: 読みやすいフォント(ゴシック体、明朝体など)を使用する。
- レイアウト: 見出しや段落を適切に使い、情報を整理する。
- 色: 必要に応じて、重要な箇所に色を付ける。ただし、使いすぎに注意。
- 余白: 適度な余白を設けることで、読みやすさを向上させる。
書き方の流れ
- 宛名、発行日、発行者を記載する: 誰に、いつ、誰が通知書を発行したのかを明確にする。
- 育児休業の承認を明記する: 育児休業の申請を承認したことを明確に伝える。
- 育児休業期間を記載する: 開始日と終了日を正確に記載する。
- 育児休業中の給付金について記載する: 給付金の種類、支給額、申請手続きなどを記載する。
- 休業中の待遇について記載する: 給与、社会保険、年金などの扱いについて具体的に記載する。
- 復帰後の待遇について記載する: 部署、役職、給与などの扱いについて具体的に記載する。
- 育児休業に関する相談窓口を記載する: 連絡先を記載する。
- その他、必要な情報を記載する: 会社として伝えておくべき事項があれば記載する。
使う場面
育児休業取扱通知書は、従業員から育児休業の申請があった際に、速やかに作成し、従業員に渡します。
注意点
- 最新の法令に基づいて作成する: 育児・介護休業法など、関連する法令は常に改正される可能性があるため、最新の情報を確認して作成するようにしましょう。
- 従業員の状況に合わせて内容を調整する: 従業員の雇用形態や休業期間などによって、記載する内容が変わることがあります。従業員一人ひとりの状況に合わせて、適切な内容を記載するようにしましょう。
- 専門家(社会保険労務士など)に相談する: 法令解釈や個別のケースについて不安がある場合は、専門家に相談することをおすすめします。
実践的な手順:育児休業取扱通知書テンプレートを作ってみよう
それでは、実際に育児休業取扱通知書のテンプレートを作成してみましょう。ここでは、Wordなどの文書作成ソフトを使って、ステップ形式で作成手順を解説します。
ステップ1:文書作成ソフトを起動し、新しい文書を作成する
WordやGoogleドキュメントなど、使い慣れた文書作成ソフトを起動し、新しい文書を作成します。
ステップ2:基本的な情報を入力する
文書の冒頭に、以下の情報を入力します。
- タイトル: 「育児休業取扱通知書」
- 宛名: 「○○様」
- 発行日: 「○○年○○月○○日」
- 発行者: 「株式会社△△ 代表取締役 □□」
ステップ3:育児休業の承認を明記する
「貴殿の育児休業申請を承認いたします。」と記載します。
ステップ4:育児休業期間を記載する
「育児休業期間は、○○年○○月○○日から○○年○○月○○日までとします。」と記載します。
ステップ5:育児休業中の給付金について記載する
給付金の種類、支給額、申請手続きなどを記載します。具体的な金額が不明な場合は、「育児休業給付金については、ハローワークにお問い合わせください。」などと記載し、問い合わせ先を明記します。
ステップ6:休業中の待遇について記載する
給与、社会保険、年金などの扱いについて具体的に記載します。
例:
- 「休業期間中の給与は支給されません。」
- 「社会保険料、厚生年金保険料は、休業期間中も免除されます。」
ステップ7:復帰後の待遇について記載する
部署、役職、給与などの扱いについて具体的に記載します。
例:
- 「復帰後は、原則として元の部署(○○部)に配属となります。」
- 「役職、給与については、休業前の待遇を考慮し、別途決定いたします。」
ステップ8:育児休業に関する相談窓口を記載する
会社の担当部署と連絡先を記載します。
例:「育児休業に関するご質問は、人事部(電話番号:○○、メールアドレス:○○)までお問い合わせください。」
ステップ9:その他、必要な情報を記載する
その他、会社として伝えておくべき事項があれば記載します。
例:「育児休業期間の延長を希望される場合は、休業期間終了の1ヶ月前までにご連絡ください。」
ステップ10:文書全体を見直し、保存する
入力した内容に誤りがないか、表現が分かりやすいかなど、文書全体を見直し、問題がなければ保存します。
サンプルテンプレート
■ サンプルテンプレート(育児 休業 取扱 通知 書 テンプレート の例) 【タイトル】 育児休業取扱通知書
【宛名】 ○○様
【発行日】 ○○年○○月○○日
【発行者】 株式会社△△ 代表取締役 □□
【本文】 貴殿の育児休業申請を承認いたします。
育児休業期間は、○○年○○月○○日から○○年○○月○○日までとします。
育児休業給付金については、ハローワークにお問い合わせください。
休業期間中の給与は支給されません。
社会保険料、厚生年金保険料は、休業期間中も免除されます。
復帰後は、原則として元の部署(○○部)に配属となります。
役職、給与については、休業前の待遇を考慮し、別途決定いたします。
育児休業に関するご質問は、人事部(電話番号:○○、メールアドレス:○○)までお問い合わせください。
【備考】 必要に応じて文章や注意点を追加
まとめ
今回は、育児休業取扱通知書のテンプレートの作り方について解説しました。テンプレートを自分で作成することで、会社の状況や従業員のニーズに合わせた通知書を作成することができます。ぜひこの記事を参考に、分かりやすく、丁寧な育児休業取扱通知書を作成し、従業員の育児休業をサポートしてくださいね!