物品譲渡契約書テンプレートに関する長文記事を作成します。
物品譲渡契約書テンプレートの作り方:スムーズな譲渡のために
物品の譲渡を行う際、口約束だけでは後々トラブルに発展する可能性があります。そんなリスクを避けるために、しっかりとした物品譲渡契約書を作成することが重要です。この記事では、物品譲渡契約書のテンプレートの作り方から、実際に使えるサンプルまで、分かりやすく解説していきます。
物品譲渡契約書とは?どんな時に必要?
物品譲渡契約書とは、ある物品を譲渡する際に、譲渡人(譲る側)と譲受人(譲り受ける側)の間で取り交わされる契約書です。
使う場面
- 個人間での物品売買: フリマアプリやオークションサイトなどでの売買
- 企業間での備品譲渡: オフィス家具や機械設備の譲渡
- 知人への無償譲渡: 友人や家族への物品のプレゼント
物品譲渡契約書を作成することで、譲渡の事実を明確にし、後々の紛争を予防することができます。特に高額な物品や、状態に関して認識の齟齬が生まれやすい物品を譲渡する際には、契約書の作成を強くおすすめします。
テンプレート作成の前に:必要な要素を確認
物品譲渡契約書テンプレートを作成する前に、どんな要素が必要なのかを確認しておきましょう。以下の要素は最低限含めるようにしてください。
必要な要素一覧
- 契約当事者の情報: 譲渡人と譲受人の氏名(または会社名)、住所
- 譲渡する物品の特定: 物品名、型番、数量など
- 譲渡日: 物品を実際に譲渡する日付
- 譲渡金額: 有償譲渡の場合は金額を明記
- 支払方法: 金銭の支払い方法(現金、銀行振込など)
- 所有権の移転: 所有権がいつ、どのように移転するか
- 危険負担: 物品が破損・滅失した場合の責任
- 瑕疵担保責任: 物品に欠陥があった場合の責任(免責条項も含む)
- 合意管轄: 紛争が生じた場合の裁判所
- 特約事項: その他の特別な合意事項
- 署名・捺印: 譲渡人と譲受人の署名と捺印
テンプレートのデザイン:見やすさが重要!
テンプレートのデザインは、見やすさを重視しましょう。
デザインのポイント
- フォント: 読みやすいゴシック体や明朝体を使用
- レイアウト: 余白を十分に設け、項目ごとに区切る
- 罫線: 表形式にするなど、視覚的に分かりやすくする
- 強調: 重要箇所は太字にする
テンプレートの書き方:スムーズな記入のために
テンプレートは、誰でも簡単に記入できるように、分かりやすい言葉で記述することが重要です。
書き方の流れ
- 契約当事者の情報を記入: 譲渡人と譲受人の氏名、住所などを正確に記入します。
- 譲渡する物品を特定: 物品名、型番、数量などを具体的に記入します。写真を添付するのも有効です。
- 譲渡日を記入: 物品を実際に譲渡する日付を記入します。
- 譲渡金額を記入: 有償譲渡の場合は、金額を正確に記入します。
- 支払方法を記入: 金銭の支払い方法(現金、銀行振込など)を具体的に記入します。
- 所有権の移転について明記: 所有権がいつ、どのように移転するかを明記します。
- 危険負担、瑕疵担保責任、合意管轄などの条項を定める: 必要に応じて、条項を修正・追加します。
- 特約事項を記入: その他の特別な合意事項がある場合は記入します。
- 署名・捺印: 譲渡人と譲受人が署名・捺印します。
テンプレート作成の実践的な手順(ステップ形式)
- ベースとなるテンプレートを探す: インターネットで公開されている無料のテンプレートを参考に、ベースとなるテンプレートを探します。
- 必要な要素を追加・修正: 上記の「必要な要素一覧」を参考に、ベースとなるテンプレートに必要な要素を追加したり、不要な要素を削除したりします。
- デザインを調整: フォント、レイアウト、罫線などを調整し、見やすいデザインにします。
- サンプルを参考に文章を作成: 既存の契約書や法律関連の書籍などを参考に、条項の文章を作成します。
- テスト記入: 作成したテンプレートを実際に記入し、問題がないか確認します。
- 完成! 問題がなければ、テンプレートの完成です。
テンプレート作成の注意点
- 法律の専門家に相談: 重要な契約の場合や、法的な知識が必要な場合は、弁護士などの法律の専門家に相談することをおすすめします。
- 免責事項を明確に: 瑕疵担保責任など、免責事項を明確に記載することで、後々のトラブルを避けることができます。
- 記載内容の正確性: 譲渡する物品の情報や、契約当事者の情報など、記載内容に誤りがないか十分に確認しましょう。
サンプルテンプレート:物品譲渡契約書(個人間売買の場合)
■ サンプルテンプレート(物品 譲渡 契約 書 テンプレート の例) 【タイトル】 物品譲渡契約書
【第1条:譲渡物品】 譲渡人は、譲受人に対し、下記物品(以下「本件物品」という)を現状有姿のまま譲渡し、譲受人はこれを受領する。
- 物品名:〇〇〇
- 型番:〇〇〇
- 数量:1個
【第2条:譲渡代金】 譲受人は、本件物品の譲渡代金として、金〇〇〇円(消費税込み)を譲渡人に支払う。
【第3条:支払方法】 譲受人は、前条の譲渡代金を、〇〇年〇〇月〇〇日までに、譲渡人指定の下記銀行口座に振り込むものとする。
- 銀行名:〇〇銀行
- 支店名:〇〇支店
- 口座番号:〇〇〇
- 口座名義:〇〇〇
【第4条:所有権の移転】 本件物品の所有権は、譲受人が前条の譲渡代金を譲渡人に支払った時に、譲渡人から譲受人に移転する。
【第5条:危険負担】 本件物品の引き渡し前に、譲渡人の責に帰すべからざる事由により本件物品が滅失または毀損した場合、譲渡人は譲受人に対し、何らの責任も負わないものとする。
【第6条:瑕疵担保責任】 譲渡人は、本件物品について、瑕疵担保責任を負わないものとする。
【第7条:合意管轄】 本契約に関する紛争については、〇〇地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。
上記契約を証するため、本契約書を2通作成し、譲渡人と譲受人は各1通を保有するものとする。
〇〇年〇〇月〇〇日
譲渡人: 印
住所:
氏名:
譲受人: 印
住所:
氏名:
【備考】 上記はあくまでサンプルです。譲渡する物品の種類や金額、契約当事者の状況に合わせて、条項を修正・追加してください。特に高額な物品を譲渡する場合は、弁護士などの専門家にご相談されることをお勧めします。
まとめ
物品譲渡契約書は、譲渡をスムーズに進めるための重要なツールです。この記事で紹介したテンプレートの作り方を参考に、ぜひご自身の状況に合った契約書を作成してみてください。万が一、作成に不安がある場合は、専門家への相談も検討しましょう。