準委任契約書テンプレートの作り方:初めてでも安心!必要な要素と実践手順を解説
「準委任契約書って難しそう…」「自分でテンプレートを作れるのかな?」そんな不安を抱えていませんか? 準委任契約は、業務を委託する際に重要な契約形態の一つ。しっかりとした契約書を作成することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
この記事では、準委任契約書のテンプレートを自分で作成するためのステップを、わかりやすく解説していきます。必要な要素からデザインのポイント、具体的な書き方の流れまで、初心者の方でも安心して進められるように丁寧に説明します。
なぜ準委任契約書が必要なの?
準委任契約とは、法律行為以外の業務を委託する際に結ぶ契約です。例えば、コンサルティング業務やシステム開発などが該当します。
契約書を作成するメリットは、
- 業務内容の明確化: 委託する業務範囲を具体的に定義することで、双方の認識のずれを防ぎます。
- 責任範囲の明確化: 業務遂行における責任範囲を定めることで、トラブル発生時の対応をスムーズにします。
- 報酬の明確化: 報酬額や支払い方法を明確にすることで、未払いや請求漏れを防ぎます。
テンプレート作成前に知っておきたいこと
テンプレートを作成する前に、準委任契約の基本を理解しておきましょう。委任契約との違いや、印紙税についてなど、知っておくと役立つ知識をまとめました。
準委任契約と委任契約の違い
準委任契約と委任契約の違いは、委託する業務内容にあります。委任契約は、法律行為を委託する際に結ぶ契約です。弁護士に訴訟を依頼するケースなどが該当します。一方、準委任契約は、法律行為以外の業務を委託する際に結びます。
印紙税について
準委任契約書には、原則として印紙税は課税されません。ただし、契約内容によっては課税対象となる場合もありますので、税務署や税理士に確認することをおすすめします。
準委任契約書テンプレートの作り方:5つのステップ
いよいよテンプレートの作成に入りましょう。以下のステップに従って、あなたにぴったりのテンプレートを作成してください。
ステップ1:必要な要素の一覧
準委任契約書に含めるべき主な要素は以下の通りです。
- 契約当事者の情報: 委託者(業務を依頼する側)と受託者(業務を行う側)の氏名または会社名、住所、連絡先を記載します。
- 契約の目的: どのような業務を委託するのか、具体的な内容を記載します。
- 業務内容: 委託する業務の詳細な内容を記載します。
- 報酬: 報酬額、支払い方法、支払い時期を記載します。
- 契約期間: 契約の開始日と終了日を記載します。
- 秘密保持義務: 業務を通じて知り得た情報を第三者に漏洩しない義務を記載します。
- 損害賠償: 契約違反があった場合の損害賠償について記載します。
- 契約解除: 契約を解除できる条件を記載します。
- 紛争解決: 紛争が発生した場合の解決方法を記載します。
- 特記事項: 上記以外で、特に定めておきたい事項があれば記載します。
- 署名・捺印: 委託者と受託者が署名・捺印します。
ステップ2:デザインのポイント
テンプレートのデザインは、見やすさと使いやすさを重視しましょう。
- シンプルなレイアウト: 複雑なデザインは避け、シンプルなレイアウトにしましょう。
- フォント: 読みやすいフォントを選びましょう。
- 余白: 適度な余白を設けることで、見やすくなります。
- 強調: 重要な箇所は、太字や色を変えるなどして強調しましょう。
ステップ3:書き方の流れ
テンプレートの書き方の流れは、以下の通りです。
- 契約当事者の情報を記載: 委託者と受託者の情報を正確に記載します。
- 契約の目的を記載: どのような業務を委託するのか、具体的に記載します。
- 業務内容を記載: 委託する業務の詳細な内容を記載します。
- 報酬を記載: 報酬額、支払い方法、支払い時期を記載します。
- 契約期間を記載: 契約の開始日と終了日を記載します。
- その他の条項を記載: 秘密保持義務、損害賠償、契約解除、紛争解決などの条項を記載します。
- 特記事項を記載: 特に定めておきたい事項があれば記載します。
- 署名・捺印: 委託者と受託者が署名・捺印します。
ステップ4:使う場面
準委任契約書は、様々な場面で利用できます。
- コンサルティング業務: 経営コンサルタントやITコンサルタントに業務を委託する場合。
- システム開発: システム開発会社にシステム開発を委託する場合。
- デザイン業務: デザイナーにウェブサイトのデザインを委託する場合。
- マーケティング業務: マーケティング会社にマーケティング戦略の立案を委託する場合。
ステップ5:注意点
テンプレートを作成する際の注意点は以下の通りです。
- 法律の専門家に相談する: 重要な契約書を作成する際は、弁護士などの法律の専門家に相談することをおすすめします。
- 契約内容をよく確認する: 契約内容をよく確認し、不明な点があれば必ず質問しましょう。
- 双方合意の上で作成する: 委託者と受託者が十分に話し合い、双方合意の上で契約書を作成しましょう。
■ サンプルテンプレート(準委任契約書の例)
【タイトル】 準委任契約書
【項目1】 契約当事者
委託者:〇〇株式会社(以下「甲」という) 所在地:〇〇県〇〇市〇〇町〇〇番地 代表者:〇〇 〇〇
受託者:〇〇株式会社(以下「乙」という) 所在地:〇〇県〇〇市〇〇町〇〇番地 代表者:〇〇 〇〇
【項目2】 契約の目的
甲は、乙に対し、〇〇業務(以下「本業務」という)を委託し、乙はこれを受託する。
【項目3】 業務内容
本業務の内容は以下の通りとする。
- 〇〇
- 〇〇
- 〇〇
【項目4】 報酬
本業務の報酬は、〇〇円(税抜)とする。 甲は、乙に対し、本業務完了後、〇〇日以内に報酬を支払うものとする。
【項目5】 契約期間
本契約の期間は、〇〇年〇〇月〇〇日から〇〇年〇〇月〇〇日までとする。
【備考】 必要に応じて文章や注意点を追加。本契約書はあくまでサンプルであり、具体的な契約内容に合わせて修正が必要です。
まとめ
この記事では、準委任契約書のテンプレートの作り方について解説しました。必要な要素を理解し、手順に従って作成することで、あなたも簡単にテンプレートを作成することができます。ぜひこの記事を参考に、自社に合った準委任契約書を作成してみてください。